Atelier Report

2018.11.29 プロジェクト 神宮前のショールーム(上海タイル×ミャンマーチーク)

オープン間近

神宮前のショールームが完成間近です。

少し前の写真ですが、ようやく外壁の具合が見えてきました。

このショールームは、ノナカという木製防火玄関戸の会社のショールームです。

木製で防火設備認定の取れている玄関扉は他にありませんので、他とは差別化された防火戸です。

本ショールームでは、ノナカの玄関扉を、見て触れて感じる場所にしたいと思いました。

ショールームに入ると、内部壁面に玄関扉が埋まっていて、それぞれの玄関を開けると別々の世界が広がっているようなイメージです。

一戸建ての建物をショールームに改装していますが、2年間という期間付きのショールームです。

もうすでに2年後の話も出ておりますが、その弾みとなるような場所に仕上がる予定です。

 

社長のKさんは、一方で、MUKUという会社も経営しています。

ビルマチークに、並々ならぬ想いを持っていて、話を聞いているだけで、ワクワクしてきます。

詳しくはMUKUのホームページをご覧ください。

MUKU立ち上げ当初の話はスリリングで、K社長の人柄からはちょっと想像できないくらい、死線をくぐり抜けています。

K社長のことを知れば知るほど、1人の男として、とても憧れてしまいます。

今回のショールームでも、ビルマチークの防火玄関ドアを正面に使用しています。

ぼくはストーリーを持つ素材というのがとても好きで、設計においてもとても大切にします。

K社長の物語のあるビルマチークが、いろいろな広がりを持っていってくれると、とても嬉しいと思います。

K社長が、「私が初めて、ミャンマーへ行った時の話は、まさにランボー/最後の戦場だ。

そうおっしゃっていました。

MUKUという会社は、ミャンマーの仕事をつくるために、頑張っています。

ノナカという会社も、MUKUという会社も、そしてK社長のことも、素直にとても好きです。

想いを共有して、完成まで頑張りたいと思います。

 

なおショールームが完成するまでに映画「ランボー/最後の戦場」を観る予定です。