Atelier Report

2021.11.09 ダイアリー

テレワークで子供に...

コロナ禍をきっかけにテレワークが普及しています。

僕も自宅で作業できる日は積極的に、自宅で仕事をしています。

自宅で仕事をしていると、子供の無邪気さに癒され、幸せになれます。

でもそんな当たり前のことに気がつくまでに、結構苦労がありました。

 

WEB会議中に部屋に入ってくるし、電話中に大泣きするし、挙げればキリがないほど…笑

小さなお子さんのいる世帯で、自宅勤務というのは、結構大変ですよね。

テレワークを始めて間もない頃は、子供をコントロール仕切れないことに苛立ちを感じてました。

虫の居処が悪いと怒鳴ってしまうことさえも…

そもそもコントロールしようとしていることに大きな間違いがあったわけですけど、

そんな悩みを抱えながらも、この言葉に出会ってから、ようやく僕自身の気持ちは整理されました。

 

「子供の興味と大人の関心が大きくずれている」

 

大人は、時間と戦いながら重要な判断を断続的に繰り返している。

子供は、年齢に応じて、生きていくのに必要な能力を養っている。

それぞれの行動に意味があるのは、大人も子供も一緒なんだ。

能力学習のサインの一つに、『繰り返し』というのがあるそうです。

小さい子がパズルで遊んでいる時、完成させては、またバラバラにして…そしてまた完成させては、バラバラに…

そんな『繰り返し』を見たことありませんか?

大人は完成させることに充実感を感じますが、小さい子は完成させることが目的ではないようです。

自分の思うように手が動く、ピースが一つ一つハマる、といった自分の成長への喜びを感じているというのです。

子供の頃は、身体の機能を訓練する時期なのかもしれません。

僕は、自分のことに精一杯すぎて、そんなこと考える余地もなかったのかもしれませんね。

貴重な時間を削って、遊んであげている、っていう意識が強かった。

子供との時間を長く持つという目的でテレワークを始めたにも関わらず、

子供と遊ぶ時間も仕事の一部に組み込んでしまっていた気がします。

今でもたまにカーッとなることもありますが、子供の顔を見つめていると冷静に戻れるようになりました。

父親としてまだまだ成長しなければならないですね。