Atelier Report 2023.11.12 実験 01 土 土の壁を舐めてみた。 僕は、この家が好きすぎて、土の壁を舐めたことがあります。 少し変な話かもしれません。 でも昔の人は、土の味を知っていたそうです。 農家や陶芸家、左官職人たちは、土を少し舐めて、その質を確かめていたと言われています。 だから私も、自分の家の土壁を、少しだけ舐めてみました。 味はほとんどありませんでした。ただ、少しざらざらしていました。 土という素材は、長い時間の中で淘汰を生き残ってきた素材です。 触れているだけで気持ちがよく、湿度を整えたり、熱を蓄えたりと、機能的にもとても優れています。 私が特に好きなのは、土の壁が呼吸しているように感じられるところです。 土の壁は、空気を吸ったり吐いたりしながら、家の中の環境をゆっくり整えてくれます。 まるでこの家と一緒に、静かに息をしているような感覚があります。 前の記事 身体が信頼する環境。 次の記事 一本の薪には、物語があります。 関連記事 2023.12.05 一本の薪には、物語があります。 2024.01.05 百年杉の丸太は、こんな香りだった。 2024.06.20 子供の部屋は、子供が決める。 2025.02.27 杉の床は、足裏でわかる。 2025.05.03 土は、呼吸している。 2025.05.05 土は、発酵している。 2025.05.06 土は、空気を整えている。 2025.10.16 火は、暮らしをつくる。 2025.10.17 暮らしは、育っていく。 Category すべての記事 思想 実験 01 土 02 火 03 木 04 暮らし 検証 01 エクセルギー 02 身体感覚 余白