Atelier Report

2022.03.04 木と土と火の家(自邸)

土壁愛が止まらない!!

毎日現場へ通っています。

土壁に対する愛情がとまりません。

ずっとこの時間が続けば良いのに。。。

 

2階の小舞竹も横方向は、ほぼ完了です。

今度は縦方向。

小舞竹を組むのも、横が先か、縦が先か、地方によって違うのだそうです。

夕陽の時間と小舞竹、抜群に美しいです。

この美しい光景も材料や職人さんがあってのこと。

しかし、土壁工事自体の数が減少する中、材料を揃えることも難しくなってきているそうです。

 

竹・藁・土

 

こういった材料を揃えるためには、自然物から材料にしてくれる人たちが欠かせません。

竹であれば、山から切り出し、乾燥して、枝打ちをしてから、四つ割に、そして節を取り除く。

藁であれば、稲藁を干すこと自体が減っていますし、それを編んでくれる人もほぼいないとか。

土も、瓦屋根や土壁が少なくなって、どんどんと土を扱う業者が減っているそうです。

 

全部は書ききれませんが、竹を組むコツや、仕組み、地方による違いなど。

たくさんのことを教えていただきました。

藁の中に麻紐を2本編んでもらっているそうです。竹を括るときに、滑ったりしても切れにくいそうです。

お願いして、縄を一本だけいただいて帰りました。

 

今日は竹をカットしていましたが、竹の香りも良いものです。

油を結構含んでいるそうで、きちんと乾燥された竹は、薪ストーブの焚き付けに最適だとか!?

端材は全てゲットするつもりです!!

 

いやもう毎日が楽しいんですが、なかなか時間が取れないのが悔しい…。

まだまだ続くので、もっともっと行きたいですね、(お邪魔にならない程度に)。