Atelier Report

2022.09.10 研修レポート

新潟研修③

高橋建具さんの工場見学へ行ってきました。

住まいづくりの際に、作り手の想いや人柄に接するということは、とてつもなく必要なことだと思います。

ただ、メーカー住宅が主流の昨今、その考えは伝わらないことも多い。

でもこれだけはやっぱり声を大にして言いたい。

人がつくり上げてきた歴史を、作り手(職人)は技術として受け継ぎ、

技術の継承と同時に、時代にあった製品に落とし込むことを担っている。

家は、商品では決してなく、多くの職人さん達の手仕事で作り上げられるものである。

一部、機械は使えど、最後の仕上げは手道具でしています。

手仕事の仕上がりに、その人の癖も出るわけで、建築の部位それぞれに職人たちの顔が見えてくる…

 

そういう理由で、YUIMの住まいづくりは、できる限り作り手の「本気の目」をみる機会をつくる様にしています。