Atelier Report

2021.11.16 木と土と火の家(自邸)

2020年秋、土地を決めるも。。

土地探しを始めたのは、引っ越す前からで、約1年間。

多くの迷いと困難を抱えながら、なんとか2020年秋、購入まで辿り着きました。

苦労したり、悩んだ点は以下の通りでした。

1.コロナ禍で先が見えない

2.良い土地は市場には出る前に、売買が成立することも多い

3.審査が通らない!?

4.バス通りに面していて、騒音が気になる

5.本当に住宅地で良いか?山や川、自然に密接した場所でなくて良いか?

どれもバラバラなようですが、一本のひものように全て繋がっています。

一番気にしたのは、将来の資産性。

一生住むつもりではいるものの、いつもそこは気にしています。

購入額に至らずともきちんと大損せずに売れることは大切なことだと思います。

これから建つ建物の魅力と内部の自由度を掛け合わせると、大丈夫だろうと判断しました。

次に気にしていたのは、ローンのこと。

僕は個人事業主のため、銀行では苦労するかもしれないと、当初から想定していました。

ただ、最悪はフラット35を使えば問題ないだろう、と安易な考えで、先に移住してました。

前に自宅を建てるときは、フラット35でしたが、問題なく借りられましたし。。。

ところが、土地を見つけて、審査にかけてみたところ、なんとどの銀行でも通りませんでした!!

頼みの綱のフラット35も。。。

え。。。終わった。。。そう思う瞬間でした。

 

ところが、絶望の淵に立ちながらも不動産会社の紹介で、信用金庫に打診したところ。。。

審査合格の通知。

あぁ、有難う。。。

 

聞いてみると、バス通であること、三方が道路であることなどが、プラスの要因とのこと。

設計上は、むしろマイナスで、最後まで購入を迷うポイントでしたが、銀行の評価は高かったのです。

色々と二転三転して苦労した土地購入でしたが、この時からプロジェクトが本格的に始まりました。

2020年秋の話でした。