Atelier Report

2021.11.17 木と土と火の家(自邸)

2021年夏、ついに地鎮祭。

土地購入後、

プランニングに手こずりましたが、無事完成。

施工者も決まり、ようやく今年の7月に地鎮祭を行うことができました。

 

工事の前の神事は、新しく生まれる「何か」を感じます。

人の力、自然の力、そしてそのふたつをつなげる何か。。

それにしても人間というのは、面白い生き物です。

儀式をすることで、なんだかわからない力を感じさせてしまう。

そして、言葉や形に宿して概念化してしまう。

自宅ということもあり、感慨深さと同時にそんなことを考えたりしていました。

これからここに、僕たちの住まいという命が生まれるんだ!!

 

ただこの時は、ウッドショックの影響を受けて、計画が頓挫することになろうとは夢にも思わず。。

国産材の手配は比較的安易な雰囲気でしたが、

天然乾燥材もしくは40度程度の低温乾燥の材料となると、なかなか見つからず。

地鎮祭での勢いは次第に萎んできて、あぁ、もう建たないのではないだろうか。。と思えてきました。

 

最終的には、施工者が頑張ってくれて、吉野の阪口製材所とのご縁をいただき、手配することができました。

先日、コロナもようやく落ち着いてきたので、阪口さんにお会いしに行ってきました。

その時の様子は後日記事にしますが、結果的に坂口さんの杉で自宅を建てられて本当によかったです。

妻も子供も喜んでくれました。

棟梁の松永さん

施工者の森の恵さんは、皆さん半被でした。

かっこいい!!