Atelier Report

2019.02.21 プロジェクト 百年杉の住まい

Sick Proof House「百年杉の住まい」9

2/20 現場打合せ(内装工事)

棚板の材料が入ってきました。

昨今の棚板は、大概がポリ化粧合板の棚板がほとんどですが、

「百年杉の住まい」では、棚板は、埼玉の西川材  をつかっています

 

家の中の棚板の量は、枚数にすると結構な数量になります。

微量な揮発性化学物質だとしても、量が多くなることで、揮発量も増えてしまいます。

そうならないように、棚板も気を配りながら素材を選定しています。

現場のいたるところで、職人さんが作業をされております。

いよいよ終盤の追い込みといった様相を呈してきました。

この時期の現場での打ち合わせは、胃がキリキリします。

工事現場としては、その場で決めてほしい項目が矢継ぎ早に出てきて、図面に表現しきれない部分に対して、質問攻めにあいます。

設計者は作業はできません。

ただ、出来上がったデザイン性に対して全責任を負います。

質問の数々にも、常に完成形をイメージして、ベストな答えをしていかないといけません。

そして、時には現場監督を困らせますが、すべてはそこに住まうクライアントのため。