Atelier Report

2019.02.21 プロジェクト 百年杉の住まい

Sick Proof House「百年杉の住まい」8

2/14 現場打合せ(内装工事)

ボード下地も8割程度終了。

大工さんが数名、床貼り工事中でした。

打ち合わせの内容が段々と細かな仕上がりの話になっていきます。

それに伴って、すぐには決定できないような重要な話も頻繁に出てくるようになりました。

 

打ち合わせでは、設計者と施工者と、互いに良いものを目指すが故のせめぎ合いもあります。

現場の空気に緊張感がでてきています。

(写真は電気工事の職人さんと現場監督Aさん)

届きました!!

百年杉のフローリングが!!!

 

百年杉のフローリング(加藤木材)

 

この黒々とした風格、ただものではありません。重厚なアロマを感じます。

素材感は、もはや杉とは呼べないと思います。

杉の樹齢によって、また杉丸太の部位によって、色味は違います。

大まかには、丸太の芯(中心)に近い方が赤身、辺材と呼ばれる心材の外側の材料を白身といいます。

そして、赤身のなかでも樹齢が高いと写真のように、黒々と濃い色へと変わっていきます。