Sick “Proof” House Newsシックハウスを防ぎ、健康で快適な住まいづくりを実現する

2021.08.17 コラム

ストーリー2

4歳の頃からずっと、千葉県千葉市花見川区で育ちました。

独立してからまもなく、一念発起して、事務所を東京へ移しました。

その頃から、東京に小さくてもいいから自分で設計した住宅に住みたいと願っていました。

ふと思いついた時に物件を漁る程度でしたが、幸運にも小さな土地が見つかりました。

見にいってみると、めちゃくちゃ狭い…ですが、立地的には好きなエリアでした。

都内で狭小地の設計をいくつもしてきたわけですから、何となく予感はありました。

プランニングは問題なく成立しそうです。

そうなると居ても立っても居られないいられなくなって、すぐさまローンを申し込んでみたところ…

なんと!通ってしまったのです。

 

という感じで、突然はじまったすまいづくりでしたが、

妻はその土地を見て唖然とし、両親に至っては何が起きたのかわからず、目をパチクリ…。

それぐらい狭かったのです。

でもまぁ、この時点では、すでに僕の頭の中には、大まかな住まいが出来上がっていたので、

「まぁ、見ていなさい」という感じ。

実際、建ってからの感想は上々で、心の中でガッツポーズ!

そんな感じで、これまでの設計者人生をかけたプロジェクトもひと段落して、今度は楽しい住まい手生活が始まったのです。

 

住み始めて数週間した頃だったでしょうか。

目の当たりに小さな鈍痛を感じ始めました。

メガネの度が合わなくなったか?程度に放置していると、段々と頭痛は激しくなり、頭を動かすのもしんどいくらいでした。

それでも、当初は風邪くらいにしか思っていませんでした。

実は後でわかることですが、あのまま放置していたら、とても大変なことになっていたかもしれません。

 

ちょうどその頃、幸運なことに、たまたま知人との雑談が盛り上がり、とある治療院を紹介されました。

過去にタバコを吸っていた人は体にニコチンが溜まっていて、治療を続けると、ある日、身体に溜まっていたニコチンが放出してえらい匂いなんだとか…みたいな話を聞いて、それなら是非自分も過去に吸っていた時期があるから、やってみたい!という流れでした。

 

その治療院の先生との出会いが、全ての始まりだったと言っても過言ではないでしょう。

その辺りは後述するとして、その先生の初めての受診で、「化学物質過敏症」の疑いがある旨を告げられました。

「カガクブッシツカビンショウ?」

何だかよくわからないまま調べてみると、端的にいうと、シックハウスが原因のアレルギー症状です。

 

信じたくありませんでした。

 

でも身体は正直なもので、家に帰ると頭痛がする。

今まで軽症だったのは、仕事が忙しくて、事務所にいる時間の方が長かったからでした。

愛すべき家に帰りたくない…そんな風に思うようになってしまっていました。

と、同時に、妻子のためにも何か手を打たなければ…という想いでした。

完成早々、でかい課題をもらった感じですが、そこから色々試し始めます。

(つづく)