上の写真は筋交いが入っていない状態の耐力壁モデルで、土台と柱と梁を1/10で作ったもの。接合部が剛ではない四角形というのは、想像以上に安定性がないものなのです。
ここに筋交いが入ると、一気にこのブレが止まります。それを体感してほしくて作成した模型です。
16時頃から筋交の模型作りを始めたんですが、その後すぐに後悔することになります。
わざわざ木で作ることもないわけだけど、なぜか家具職人養成のための学校を卒業しているという、ちっぽけなプライドが、木造耐力壁の模型を木以外で作る選択肢なんかないだろう…的な…。
もっと簡易的にモデルを作ることも可能なはずなのに、自分で自分を苦しめているというかなんというか…職人気質と、早く酒飲みたい衝動とでぶつかり合いながらも…….なんとか形にすることができました。