Atelier Report 2022.03.21 木と土と火の家(自邸) 美しい景色をありがとう。 いよいよ今週、荒壁を塗ります。現場は竹小舞の最終工程で、あと一日で仕上がるそうです。これまで毎日美しい景色をありがとう、竹小舞さん。見えなくなってしまいますが、この美しさは忘れません。 ここまで、ほとんどの作業は職人さん達の手のみ。 竹を切るときのノコギリ縄を切るときにハサミそして小舞の隙間が小さくなってきたときに縄を引っ掛ける道具。 電動工具が当たり前のこの時代。現場に行くと電動器具の音がするのは普通です。ところが、小舞掻きの現場は、静かで、時より竹と竹がぶつかり合う音がします。耳を凝らせば、藁縄を扱う音もします。 自然の音が心地いい、体に優しい建築現場にいると、家への愛情が溢れ出して、止まりません。 職人さん自作の小舞の藁縄を引っ張る道具。 おしゃれですよね。道具一つひとつにこだわりを感じます。電動工具にはない、唯一無二の味わいがあります。 前の記事 竹林を愛す 次の記事 杉、やっぱり良いなぁ 関連記事 2022.10.20 塩梅に人生をみる 2022.10.09 木製キッチン登場 2022.10.01 変わりゆく土の表情 2022.09.30 荒壁が隠れるのは寂しいよ 2022.09.19 外観のチラ見せをします 2022.09.19 自然素材って語りかけてくるよね 2022.08.19 苦悩を突き抜け歓喜に至れ 2022.08.01 底埋。 2022.07.05 中塗の材料を「塩梅」で捏ねる 2022.06.30 美しすぎるよ、貫伏ってやつは Category すべての記事 プロジェクト イグアナとホームシアターの家 神宮前のショールーム(上海タイル×ミャンマーチーク) RAINBOW WAVE 百年杉の住まい NARITA.SITE 研修レポート ダイアリー 講師の仕事 子育て 暮らし 鎌倉暮らし 木と土と火の家(自邸)