Atelier Report

2019.07.23 ダイアリー 子育て

我が家の大きなテーブルの物語。

子育て記事が続いています。

我が家のダイニングテーブルは、2.5m以上の大きな造り付けのテーブルです。

大きなテーブルで家族がいろいろなことをするわけですが、子育てにおいてこの大きなテーブルはかなりの求心力を持っています。

僕はお酒が好きなので、食後ダラダラと飲み続けることが多いんですが、9時過ぎくらいまでは、テーブルは賑やかです。

僕のつまみを目当てに子供が集まってきたり…ちょっかいを出しにきます。

独りでしっぽり飲むのもいいですが、元気な姿を感じながら飲む酒もまた最高ですよね。

テーブルは子供達の遊び場の延長のようです。

勉強やお絵かきも今の所大好きなようで、僕が仕事の絵を描いたりしていると、家族で一緒にお絵かきタイムが始まったりします。

味噌や醤油を仕込んだりするときも、大きなテーブルがあるととっても便利。

タオルを畳んだりするのもこのテーブルだったりします。

僕だけの独りの時間。

静かに時は流れます。

広いテーブルは、広いワークデスクになったりもします。

普段は何も置かないように意識をしていますが….

忙しい日は、片付けが間に合いません。

そしてご飯の時間もそれぞれにずれてしまいます。

そういう日は、各人、好きなことし放題なので、ぐちゃぐちゃです。

広いから、ギリギリ何とかなっている感じ。

或る日の日曜日。

遊び疲れて、テーブルで眠るAKAとAO。

可愛さに和みます。

子育てに積極的に関わり始めて、いろいろなことを学んでいます。

デザイン性の追求や設計ロジックのために、多くのことを犠牲にしてきた気がします。

自宅の設計においても、そういう部分があります。

実際に自分の設計した建物で、子育てに取り組むことは、設計思想を根本から覆しました。

 

住まいづくりで一番大切なこと。

それは、家族の幸せ。

家族の距離感をしっかりと設計図面に落とし込む。そういう仕事を続けていきたいと思います。