そして、釜で乾燥させます。
畦地さんのところでは、「愛工房」を使っています。
低温で乾燥させることで、杉が持っている精油分を十分に残しながら、含水率を落とします。
残念ながらこの日は稼働していませんでしたが、サウナのように中に入れるそうです。
木材がサウナで余分な水分を飛ばすなんて…
木が生きている感じがします。
建材をみるときの目が明らかに変化していくことを感じました。
特にフローリング材を見たときの感じ方は顕著です。
どこの山からどんな風に扱われてここへやってきたか、を想像するようになりました。
これはとても大切なことです。
床だけではなく、建物全体に言えることだと思います。