Atelier Report

2022.02.15 研修レポート

家族で阪口製材所に行ってきました

現在建築中の我が家は、阪口製材所さんで天然乾燥された杉材を使っています。
ということもあって、家族で奈良県吉野町にある阪口製材所へ行ってきました。
自分の家の材料がどこの山からきたのか見ることはすごく大切なことだと思っています。
どうしても家族に見せたくて、半ば無理矢理(笑)連れていきました。
その甲斐あってか、柱一本一本に愛着が湧いてきたとのこと。
結果オーライです。

 

写真は二代目勝行さん。乾燥中の材木について説明してくれています。

古材のように見えますが、外で乾燥させていると、すぐにこんな色になるそうです。
少し削ればすぐに生き返ります!!ということでした。

どの材も目が詰まっていて良い材料でした。

工場も案内していただきました。

この日はヒノキの柱をつくっていました。

工場のどこにいても、ヒノキのいい香りがします。

家族経営の阪口製材所さん。

午前中に到着するや否や、ショールームで、代表の浩司さんから材料に対する熱い話を伺いました。

天然乾燥に関する強い想いとこの仕事への誇りを感じました。

そして、材料そのものだけではなく、出来上がったものへのこだわりが素晴らしい。

材料はもちろん良くなくちゃいけないけど、材料だけでは、良いものにはならないんだというメッセージが、

いくつものショールームに現れている気がしてなりませんでした。

そうなんです、製材所なのですが、ショールームがいくつもあるんです。

いづれのショールームも木をふんだんに使用してあって気持ちが良い!!

敷地内には2棟建っていて、また別のところへ一棟企画中だとか。ほんとすごい。

(正確には建築中だったか…忘れてしまいました、ごめんなさい)

それで、それぞれに特色があるんですが、

初めに伺ったショールームは、子供が遊ぶ部屋もあったり、実用的に落ち着く感じ、アットホーム。

二棟目は二代目勝行さんの企画で作品のようなショールーム。

話をしてみると、相当な建築オタクな勝行さん。

意気投合してしまいました。

家族をそっちのけで、建築話に花が咲きます。

製材所の見学で、まさかディテールの美しさについて対話できるなんて思っても見ませんでした(笑)

普段、記念撮影なんてしたことない私ですが、ついつい一緒に撮っていただける様、頼んでしまいました(笑)