Atelier Report

2018.08.12 研修レポート

木々に囲まれた軽井沢の別荘「方の家」

軽井沢の別荘建築で、有名な「方の家」が1日からレンタルできることを知り、早速この夏に行ってきました。

ARICAのバケーションレンタルというサイト。

同じ設計者の別荘「輪の家」も借りることができるようです。

アプローチから結構登ります。

斜面地の別荘は、道路からの視線が気にならない代わりに、荷物の上り下りが結構しんどい。

今回2泊3日で、別荘でノンビリしようと思っていたので、食料(主に酒)の重量が半端なかったです。

四方、すべてガラス。

床と天井に縁取られて、ぐるっと一周を森に囲まれています。

そして特徴的な間仕切りを兼ねた柱。

斜面地から床を貫通して伸びて、屋根を支えています。

別荘といえば、やはり暖炉。火を見ながらの夜の晩餐が楽しみです。

真夏でしたが、夜は結構冷え込見ました。暖炉が必要なほどの寒さではなかったけど、せっかくなのでガンガン火を焼べてました。

火を見ながらの酒は、キャンプの焚き火には敵いませんでしたが、十分楽しみました。

使用頻度の高いデイベット。

ただ、1日目は、山の湿気のせいか、湿り気がありました。

暖炉を使った2日目は快適でした。そういう意味でも暖炉は必須でした。

1日目の夜が暮れてきた写真です。

もちろんカーテンなどせずに森と一緒に眠りました。

朝、空が明るむと、鳥のさえずりが聞こえてきます。次第に鳥の声も数が増え、虫の声も聞こえ始めてあたりは賑やかになってきます。

 

静かな夜と酒。

爽やかな朝とコーヒー。

見事なマリアージュでした。

今回はすべて自炊。

自宅のキッチンが一番使いやすいですが、たまに別のキッチンを使うと、いろいろなことに気付かされます。

今回は、

お皿の収納位置が、コンロ付近にないと結構手間だということと、

水洗の吐水口が深いとすごく腰が痛くなること、

対面キッチンはW寸法が広すぎると配膳が大変…

 

といったところ。

あくまで自分にとって、そうだっただけなので、自分の設計に活かすという気づきです。

今回は実は妻の誕生日に合わせての宿泊。

いつも仕事をのびのびやらせてもらってありがとうございます。