2日目は小樽へ向かいます。
慣れないレンタカーも2日目になると若干使いこなしてきます。
今回は、ほぼ泊まるホテル以外、行き当たりばったりの計画。
この日も当日になって、ナビでルートを調べました。
結果、洞爺湖から小樽へは高速を使うとかなり遠回りなので下道で行くことになりました。
結果的に無事帰ってこれたので、今となってはむしろ興味深い体験ができたことに感謝しつつも、家族を巻き込んでしまったことには大反省のドライブでした。
上の写真は、出発して間もない、緊迫感のなかった状態で、きれいな道だねぇ、とか言いながら写真を撮る余裕があった頃の写真です。
さて、2日目のドライブの話はというと、、
はじめは快調でした。
抜ける青空とどこまでも広がる真っ白い景色の組み合わせに、感動しながら車を走らせていました。
ところが、途中から急に吹雪で前が見えないほどの状態になってきて、ナビから「ルート上に大雪警報が発令されています」のアナウンスが流れてきました。
ま、大丈夫か。程度で気にせず進むと、ルート上に積雪で通れない場所があり、そこを迂回せざるを得なくりました。
思えばそのあたりから雲行きが怪しくなってきて、最終的には強烈な不安と戦う3時間ドライブとなってしまったのです。。
前後に車の姿は全くなく、どこを走っているんだかもよくわからなくなってきて、精神状態は相当追い詰められていました。身の危険を感じながら、最悪どうなるのだろう…ということを常に考えながらのドライブ。
前半の感動はどこかへ霧散して、壮大な自然の脅威のど真ん中へ突っ込んで行っている感じでした。
雪をなめてはいけません。ドラマ「北の国から」を見て学んだはずだったのに。。
今回の旅行は妻と2人の子供も一緒です。重たい責任を背負いながら冷静さを保とうとしましたが、家族にはどのように写っていたのでしょう。
小樽に着く頃にはもうクタクタでしたが、到着した時の安堵の気持ちは忘れられません。
果てしなく続く大地と自然の脅威を(車内からではありますが)とても身近に感じさせられた1日でした。
(3日目に続く)、